「アメリカ古代文明」3千年の歴史をご紹介(ミホ・ミュージアム)

秋季特別展 Ⅰ
アメリカ古代文明 
超自然へのまなざし
2018/09/08(土)~10/08(月・祝)
MIHO MUSEUM


地域は、 北アメリカ南西部(コロラド川から南、メキシコ国境辺りまで)アナサジ文化など。 メソアメリカ(メキシコ、グアテマラ、ホンジェラス辺り)オルメカ文明、マヤ文明など。 南アメリカ(ニカラグア、コロンビア、エクアドル、ペルー辺り)ナスカ文化、ティワナコ文化など。   時代は紀元前10世紀頃のオルメカ文明、アナサジ文化頃から、 15世紀頃のアステカ文明、インカ文明頃までの約3千年間、 大雑把に言えば、 だいたいそのくらいの地域の、 そして幅広い時代の作品が展示されている。   その多くは、 「芸術のための芸術(いわゆる観賞用)ではなく、必然の芸術であった」 と稲垣肇学芸員。 つまり、人々が生き抜くために必然的に生まれてきた芸術だった。 例えば、オルメカの「変身する人物」(下の写真1枚目の一番手前の像)は、 シャーマン(日本で言えば巫女、イタコのような存在)が 人間からジャガー(さまざまな異界を動き回る霊獣)へと 変身しようとしている像だ。 その時代に真剣に生きる中から現れてきたようでもある。 いわゆる「シャーマニズム」か。 神霊や精霊などの超自然的な存在と共に古代人は生きていた。  内覧会が9月7日(金)に開かれた。 熊倉功夫館長は 「今回の展覧会ではミホ・ミュージアムの柱的な作品が展示されている。 人類がいかに自然と共に生きてきたか、自然に対する畏怖の念を抱いてきたのか。 プリミティブで人間の魂に触れる作品を観て頂きたい」と挨拶。   ペルーの土器や古代アンデスの染織、神の食物とされたチョコレートの歴史、 マヤの暦(ロング・カウント)、神との交信でもあった当時の球戯なども紹介している。  

(普段は展示室内の撮影ができませんので、ご注意を!)


<関連プログラム>

講演会「チョコレートの歴史」
講師:八杉佳穂 博士 国立民族学博物館名誉教授
日時:9月22日(土)14:00~15:30
会場:南レクチャーホール
定員:100名 予約不要:当日美術館棟受付にて整理券配布
参加無料(入館料要)


講演会「古代アメリカと環太平洋の文化」
講師:ラプチェフ・セルゲイ 博士 当館特別研究員
日時:9月29日(土)14:00~15:30
会場:南レクチャーホール
定員:100名 予約不要:当日美術館棟受付にて整理券配布
参加無料(入館料要)


10月2日(火)辰巳琢郎、真理恵父娘の「トーク&ライブ」 などが行われる予定。  



☆ プリミティブ (primitive) = 原始的、素朴な、幼稚な、などといった意味。


☆ シャーマニズム(Shamanism) = シャーマニズムあるいはシャマニズムとは、シャーマン(巫師・祈祷師)の能力により成立している宗教や宗教現象の総称であり、宗教学、民俗学、人類学(宗教人類学、文化人類学)等々で用いられている用語・概念である。巫術(ふじゅつ)などと表記されることもある。 シャーマニズムとはシャーマンを中心とする宗教形態で、精霊や冥界の存在が信じられている。シャーマニズムの考えでは、霊の世界は物質界よりも上位にあり、物質界に影響を与えているとされる。 シャーマンとはトランス状態に入って超自然的存在(霊、神霊、精霊、死霊など)と交信する現象を起こすとされる職能・人物のことである。   (以上、ウィキペディアより)


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