「藤田美術館の精髄を」(奈良国立博物館)

何と、9億円ってか。
先日NHKで藤田美術館を紹介していた。
その中で、コレクター藤田傅三郎が生涯追い求めていたお宝が、
亡くなる10日ほど前に手に入った。
その落札価格が今の価値で9億円。
じゃぁ、国宝の天目茶碗は一体いくらなんだろう。

特別展
「国宝の殿堂 藤田美術館展
曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき」

2019年4月13日(土)~6月9日(日)
奈良国立博物館

4月12日、プレスビューが行われた。
曜変天目茶碗に気をとられて、
9億円のその美術品をじっくり観なかったことが悔やまれる。

「国宝の殿堂」とも呼ばれる藤田美術館は、国宝9件、重要文化財53件を含む約2000件もの美術品を所蔵する。藤田傅三郎、平太郎、徳次郎の三代が蒐集した書画、茶道具、仏像、経典などコレクションは多岐にわたっている。
現在、同美術館が改装中(2022年のリニューアルオープンを予定)のため、
奈良国立博物館の全展示室を使ったこれまでにない大規模な展覧会が開かれている。

本展では前期後期あわせて、
「曜変天目茶碗(ようへん てんもくちゃわん)」(通期)をはじめ、「玄奘三蔵絵(げんじょうさんぞうえ)」(通期)、「両部大経感得図(りょうぶだいきょうかんとくず)」(前期)など、 9件すべての国宝が展示されている。そのほか、快慶作「地蔵菩薩立像(じぞうぼさつりゅうぞう)」や奈良時代の「伎楽面 酔胡従(ぎがくめん すいこじゅう)」等など計128件。
「藤田美術館の精髄をじっくりとご覧頂きたい」
と奈良国立博物館の松本伸之館長。

6月9日(日)まで。

さて、9億円はどれでしょう?
鑑定士並みの眼力が必要ですが、会場で探しましょう。
(ヒント:高さ6cm、長さ10cm、底幅4cm)


☆ 藤田美術館(ふじたびじゅつかん) = 大阪市都島区網島町にある、東洋古美術を中心とした大阪府の登録博物館である。常設展示は行っておらず、春と秋に3か月ずつ企画展の形でのみ開館するのが特徴である。運営は、公益財団法人藤田美術館。2017年6月12日よりリニューアルのため長期休館し、2022年4月再開の予定である。・・1951年(昭和26年)財団法人藤田美術館として法人化、美術館の開館は1954年(昭和29年)5月であった。なお2013年(平成25年)10月、公益財団法人に移行した。・・現館長の藤田清は、伝三郎から数えて5代目の子孫である。(ウィキペディアより。)


☆ 藤田傅三郎(ふじた でんざぶろう)= 1841~ 1912。 幕末の長州・萩(現山口県萩市)に生まれました。明治初頭から大阪で事業を興し、土木建築、紡績、鉄道、電気、新聞など、近代日本の基礎となった産業に、また大阪財界の発展に大きな功績を残しました。事業に邁進する一方で、古美術、特に茶道具に対する鑑識眼は卓越しており、能や茶道をはじめ、日本文化を愛好する文化人でもありました。明治維新後の社会変動により、仏教美術品をはじめとする歴史的な文化財が海外に流出していることを憂慮し、膨大な私財を投じて美術品の収集と保護に努めました。(奈良国立博物館リリース資料より。)


☆ 曜変天目茶碗(ようへん てんもくちゃわん)=中国・南宋<全会期展示> 現存するものは三碗(京都・大徳寺龍光院(りょうこういん)蔵、 東京・静嘉堂文庫(せいかどうぶんこ)美術館蔵、大阪・藤田美術館蔵)しかないと言われる名碗です。瑠璃(るり)色の曜変と呼ばれる斑文(はんもん)は、 まるで宇宙に浮かぷ星のように美しい輝きを放ち、 優麗な華やかさを誇っています。このような文様が現れる理由は、 未だに完全には解明されておらず、再現は不可能とされています。 藤田美術館所蔵の本品は、徳川家康が所蔵し、これを譲り受けた水戸徳川家から藤田家に入り、今に伝えられた国宝中の国宝で、これまで数度しか館外に出たことのない至極のコレクションの一つです。(奈良国立博物館リリース資料より。)


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