pic 春季特別展「懐石の器 炉の季節」(3/19-6/5) (MIHO MUSEUM)

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↑ 鼠志野向付 桃山時代 16世紀 美濃窯 〔鯛、ぼうふう、岩茸、わさび、しょうゆジュレ〕
撮影:越田悟全  ※展覧会ポスター使用画像  ※作品は第3章に展示


春季特別展「懐石の器 炉の季節」
(オンライン事前予約)

3月19日(土)〜 6月5日(日)

MIHO MUSEUM

日本人の豊かな感性が生み出してきた懐石の器

MIHO MUSEUM(滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 館長 熊倉功夫)は、
2022年(令和4年)3月19日(土)~6月5日(日)、
ならびに7月9日(土)~8月14日(日)までの期間、
春季・夏季特別展 「懐石の器」を、事前予約制にて開催いたします。

本展覧会は、MIHOコレクションの原点である茶道具と懐石の器から選りすぐった名品を、
懐石の流れに沿ってご覧いただきます。

茶の湯の中で育まれた深い文化と、もてなしの心を土台として、
日本人の豊かな感性が生み出してきた懐石の器を、どうぞお楽しみください。

※春季と夏季で一 展示替えがあります。

<画像の複製は禁止されています!>

⚫ 07-2、09-2以外はすべてMIHO MUSEUM蔵
⚫ キャプションは、すべて左の作品から右、下段の順に
掲載しています。

第1章 懐石の流れ

01-1 万歳楽字茄子形燗鍋 西村道也作 江戸時代 延享元年(1744)
    引盃と盃台 渡辺喜三郎作 大正-昭和初期 20世紀
01-2 粉引鉢 銘 素紈(そかん) 朝鮮王朝時代 16世紀 (春季のみ展示)
01-3 織部瓢絵四方鉢 桃山-江戸時代 16世紀 (夏季のみ展示)


第2章 席入り

02-1 宮島釜 江戸時代 17世紀伝来:徳川家康―大久保藤五郎 益田鈍翁旧蔵 (春季のみ展示)
02-2  芦屋霰巴地紋真形釜・唐銅朝鮮風炉 桃山時代 16世紀 石見芦屋製 毘沙門堂伝来 益田鈍翁旧蔵
    寸松庵敷瓦 江戸時代 瀬戸窯 (夏季のみ展示)


第3章 向付

03-1 織部切落向付 桃山-江戸時代 17世紀
03-2 色絵竜田川向付(十客のうち) 江戸時代 18世紀 乾山窯〔真鯛・岩茸・わさび〕 撮影:越田悟全
03-2-2 色絵竜田川向付 江戸時代 18世紀 乾山窯


第4章 煮物椀

04-1 松漆絵三つ椀(秀衡椀)(五組のうち) 桃山-江戸時代 16-17世紀 〔ごま豆腐・素麺瓜・わらび・木の芽〕 撮影:越田悟全 (春季のみ展示)
04-1-2 松漆絵三つ椀(秀衡椀) 桃山-江戸時代 16-17世紀 (春季のみ展示)
04-2 絵替草花蒔絵螺鈿平煮椀 永田犮治作 江戸時代 18-19世紀 (夏季のみ展示)


第5章 焼き物の器

05-1 織部四方手鉢 桃山-江戸時代 17世紀 美濃窯
05-2 備前火襷桃鉢 桃山-江戸時代 16-17世紀 備前窯 〔すずき・すだち〕 撮影:越田悟全


第6章 預鉢、強肴、酒盗、漬物

06-1 白釉円孔透鉢 江戸時代 17世紀 御室窯
06-2 備前瓢形徳利 銘 くくり猿 桃山時代 16-17世紀 備前窯 益田鈍翁旧蔵
    絵唐津片口猪口 桃山-江戸時代 17世紀 唐津窯
    根来角切折敷 室町時代 15-16世紀
06-3 藍絵花鳥文鉢 17世紀(1680年頃) オランダ 〔あわび・ずいき・ささげ・木の芽〕 撮影:越田悟全


第7章 近衞予楽院の茶会記から

07-1 錆絵牡丹図角皿 光琳画 江戸時代 18世紀 乾山窯
07-2 杉へぎ向付 現代 〔錦はんぺん・しき葛・山椒・花塩〕 料理・器:祇園丸山 撮影:越田悟全


第8章 菓子器

08-1 銹絵染付梅波文蓋物 江戸時代 18世紀 乾山窯 〔三色団子〕 撮影:越田悟全
08-2 花鳥図螺鈿輪花盆 中国・明時代 16-17世紀 (春季のみ展示) 
08-3 輪花三足盆 佐野長寛作 1基 江戸時代 19世紀 (夏季のみ展示)


第9章 ガラスの懐石

09-1 切子角形ガラス三段重 江戸時代後期-明治時代初期 19世紀 ガラス
09-2 型吹き青緑色葡萄文鉢 江戸時代 18世紀 ガラス 瓶泥舎びいどろ・ぎやまん・ガラス美術館蔵
09-3 切子紫色蓋茶碗 江戸時代後期-明治時代初期 19世紀 ガラス


第10章 後座

10-1 大井戸茶碗 銘 小一文字 追銘 大一文字 朝鮮王朝時代 16世紀 益田鈍翁・松永耳庵旧蔵
10-2 赤楽茶碗 本阿弥光悦作 江戸時代 17世紀


「懐石の器」展 熊倉功夫館長 連続対談全4回:参加の申込について
(詳細 MIHO MUSEUM)


第1回 4月14日(木) 筒井紘一氏(茶道資料館・顧問)
 ・申込メール受付期間:3月14日(月)~4月12日(火)

第2回 4月24日(日) 後藤加寿子氏(料理研究家)
 ・申込メール受付期間:3月24日(木)~4月22日(金)

第3回 5月15日(日) 丸山嘉桜氏(祇園丸山・店主)
 ・申込メール受付期間:4月15日(金)~5月13日(金)

第4回 7月24日(日) 山下昭子氏(光悦寺・前住夫人)
 ・申込メール受付期間:6月24日(金)~7月22日(金)

 ☆ 開催主旨

懐石とは“ふところの石”。修行中の禅僧が石を温めて懐にいだき、
一時の空腹をおさえたという伝承から生まれた言葉で、
お茶をおいしくいただくための簡素な料理の呼び名です。

それは豪華な献立を誇るのではなく、
心のこもった、おいしくて実のある新しい料理の形でした。

懐石にはいくつかの特徴が挙げられます。
お客様が料理を一番おいしく召し上がれるよう、出来立てを一品づつ運ぶこと、
亭主自ら給仕し楽しく主客交流すること、
遠くの珍しい食材に重きを置かず身近な旬の食材を客の好みに合わせ工夫する事、
最後まで頂いてもお腹に丁度良い量であること、
さらに、料理にふさわしい器を楽しむことなどです。

この形をはじめたのは千利休で、
江戸時代中期頃にはさらに形式が整い、今日の懐石となりました。

本展覧会では、所蔵の茶道具と懐石の器から、名品を選りすぐって展観します。
茶室の掛物として極めて珍重された大徳寺開山・大燈国師の墨蹟や、
織部・黄瀬戸・志野など美濃窯の向付、
光悦、乾山や、瀬戸、唐津、伊万里、備前、信楽焼の茶碗に食器、
秀衡椀や永田犮治の蒔絵椀、煌びやかな和ガラスの器など、
時には作品に料理を盛り付けた写真を添えて、お楽しみいただきます。

また江戸時代の近衞家当主であり貴族として最高の地位にあった近衞予楽院の茶会記をもとに、
当時の茶会で乾山や和ガラスの器がどのように使われていたかを紹介するコーナーや、
初公開となる大井戸茶碗「小一文字」(益田鈍翁・松永耳庵旧蔵)とその取り合わせを含め、
MIHO MUSEUM の原点であるコレクションが並びます。

茶の湯の中で育まれた深い文化と、もてなしの心を土台として、
日本人の豊かな感性が生み出してきた懐石の器を、どうぞお楽しみください。


☆ 展覧会名・会期
・2022年春季特別展「懐石の器 炉の季節」
  3月19日(土)~ 6月5日(日)
・2022年 夏季特別展「懐石の器  炉の季節」
  7月9日(土)~ 8月14日(日)
☆ 英語タイトル
 Spring & Summer Special Exhibition: “The Vessels of Kaiseki”
 March 19 through June 5, July 9 through August 14
☆ 会場 MIHO MUSEUM 〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 TEL .0748-82-3411
☆ 主催 MIHO MUSEUM、京都新聞
☆ 後援 滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、エフエム京都、 帝産湖南交通 
☆ 担当学芸員 東 容子(MIHO MUSEUM 学芸員) 
☆ 展示総数:約180件(予定)うち初公開 約30件(予定)

  ※ 春季と夏季で、一部展示替えがあります。

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